どこでクレジットカードを作ったのかは知っていても、どこの国際ブランドかって質問されたら、答えられない方も多いと思います。
クレジットカードを発行している会社は、信販会社以外にも銀行系や流通系、航空系などたくさん存在しますが、世界中で通用する国際ブランドは主に5種類しかありません。
普通はクレジットカードをする時に、国際ブランドと提携するので、券面の表面に「VISA」などのマークが表記されていること分かると思います。
それでは、5大国際ブランドをご紹介します。


<アメリカン・エキスプレス>
お金もちに人気のある国際ブランドがアメリカン・エキスプレス、通称「アメックス」となります。
アメックスを持てることが、ステータスとなるのが特徴の国際ブランドです。
アメリカやカナダなどの北米に加盟店が多く、日本の国際ブランドであるJCBとも契約をしているので、JCB契約店でも利用することが可能なので、使用できる範囲も大きいのが嬉しいクレジットカードとなります。
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<VISA>
マスターカードと並び世界の二強としての国際ブランドを誇るのが「VISA」です。
VISAは、アメリカ西部で活動する銀行が発祥となります。
世界規模でチェーン展開しているお店との提携が多く、世界シェアの半分以上を占める国際ブランドです。
加盟店も世界中に存在し、どこでも使えるクレジットカードという印象が強いです。


<マスターカード>
VISAと世界シェアを競い合っているのがマスターカードとなります。
VISAがアメリカ西部の銀行が中心だったのに対し、マスターカードはアメリカ東部の銀行が中心になって生まれたブランドとなります。
さらには、ヨーロッパのブランドであった「ユーロカード」を吸収したので、アメリカ国内ではVISAに負けているが、ヨーロッパではマスターカードの方が強いのが特徴です。


<JCB>
忘れていけない国際ブランドといえば日本が誇る国際ブランドのJCBです。
実に5大国際ブランドのうち、唯一アメリカ以外の国際ブランドで、日本発祥となります。
他の国際ブランドに比べて、中国・韓国などのアジアや、マレーシア・シンガポール・タイなどの東南アジアでは、VISAやマスターカードを上回る加盟店を誇ります。
欧米では、使えない店舗がまだまだあるのですが、ハワイのように日本人の観光客が多い地域では、便利な国際ブランドです。


<ダイナースクラブ>
世界初のクレジットカード発行会社としての歴史を持つダイナースクラブは、作れることがステータスとなるために、アメックス同様、お金持ちの方に人気な国際ブランドとなっています。
加盟店そのものは他の国際ブランドに比べて少ないのですが、ダイナースクラブが持つ権威は大きく、クレジットカードを表示するだけで対応が変わるホテルがあるほどの人気となっています。
ダイナースクラブはサービスの質が高いので、ワンランク上の旅行がしたいのであれば必須の一枚となります。


5大国際ブランドは多くの国や地域で使用できるクレジットカードとなります。
近年では、「中国銀聯」と「ディスカバーカード」を含めて7大国際ブランドとなりつつあります。
国際ブランドは財布に二種類入っていれば、どこ行っても安心出来ます。


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